DITとは
皆様こんにちは! 山手駅より徒歩4分にあるPERSONAL TRAINING STUDIO U(スタジオユー)です!
食事をすると体がポカポカしてくる感覚を感じたことがある方が多いかと思います。 実はこれはDITと言われている消費エネルギーの働きによるものです。 特にダイエットをされている方にとっては役立つ知識となっています。 そこで本日は、DITについてお話ししていきます。
- 消費エネルギーの働きがわかります。
- DITがどんなものかわかります。
- DITを高める方法がわかります。
目次
・DITとは?
食事を摂ると体内に吸収された栄養素が体内で分解され、その一部が熱となって消費されていきます。 食事をした後に、安静にしていても代謝量が増えていきますが、この代謝の増加のことをDIT(食事誘発性熱産生)といいます。 DITでどれくらいエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって大きく異なります。 例えば、たんぱく質のみを摂取した場合であれば摂取エネルギーのおよそ30%、糖質のみであればおよそ6%程度、さらに脂質のみの場合にはおよそ4%程度と言われていて、通常の食事の場合にはこれらが混ざっているということになりますのでおよそ10%程度であると言われています。 食事をした後、身体が暖かくなるような感覚を感じるのは、このDITの仕組みによるものなのです。
・良く噛んで食べるとDITは高くなる
加齢や運動不足などで筋肉が衰えていくと、基礎代謝が低下するだけでなく実はDITも低下すると言われています。 逆にトレーニングを習慣的に行っている場合は、筋肉を増やすとDITを高めることができると言われています。 さらに、食事をとる際によく噛まずに飲み込んだり、流動食だけを摂る場合と比較すると、よく噛んで食べる方がDITは高くなるということが近年の研究によりわかってきています。
食事のバランスなどでもDITは増やせる
実は、糖質や脂質ばかり食べていると、DITが低くなってしまい、食べたものを代謝しにくくなると言われています。 糖質や脂質の量を減らし、たんぱく質の量を増やすことでDITは増えていくのです。
※さらに、温かいお茶やスープなどを摂取することで、体が温まって血行が良くすると、代謝が上がるのと同時にDITも増やすことができると言われています。
・食事をする時間帯にも気をつけよう
最後に、夜遅くの食事は胃腸に負担をかけるだけでなく、DITを低下させることがわかっています。 朝型と夜型の食生活を比較してみると、夜型のDITが低いという研究結果もあると言われています。夜遅い時間帯の食事が続いてしまうと、肥満につながる可能性が高まり、健康状態に深刻な影響をもたらす可能性も考えられます。 仕事などの都合があり、どうしても夕食が遅くなってしまうような場合には、間食をとり入れる、温かくて消化の良いものを食べるようにすると良いでしょう。
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お客様
食事の後に体が暖かい感覚があるのですがこれはどんなことが起きているのですか?
これは、DITと呼ばれる代謝が増加する現象のことです。
よく噛んで食べるとDIT を高めることができると聞いたのですが本当ですか?
はい、食事をよく噛んで食べるとDITが高くなりやすいと言われています。
食事の時間帯にも左右されると聞いたのですが…
はい、基本的に夜型よりも朝方の方がDITは高くなる傾向があります。