筋トレ中の歯の食いしばり対策法
皆様こんにちは! 山手駅より徒歩4分にあるPERSONAL TRAINING STUDIO U(スタジオユー)です!
ダイエットや体力作りに日常的に筋トレに励んでいる方も多くいらっしゃる事と思います。 しかし、日々のハードな筋トレで、人によって歯を食いしばりながらトレーニングをされている場合、歯にさまざまな悪影響を及ぼしている可能性があるのです。 そこで本日は、歯を食いしばりながら筋トレすると及ぼす影響や筋トレ時の歯の食いしばりの対処法についてお話ししていきます。
- 歯の食いしばりの原因がわかります。
- 筋トレ中のはの食いしばりの影響がわかります。
- 歯の食いしばりの対処法がわかります。
・歯の食いしばりの原因
日常生活では、あまり強く歯を食いしばる場面はそれほど多くないと思います。 我々人間が何か食べるときに、硬いものを思い切り噛んだとしても、通常は自分の体重分程度の力しか入らないといわれています。 しかし、筋トレ中は歯に硬いものを噛む以上の相当な力がかかっていることがあります。 通常の筋トレの場合、歯を食いしばる力に体重の5〜10倍ほどかかっているとされていますが、さらに激しく食いしばる筋トレでは局所的に体重のおよそ30倍近くの力がかかっているといわれています。 そのため、これだけの大きな力が入っていると歯への影響も当然考えられるため、しっかりと対策をしていく必要があるのです。
・筋トレ中の歯の食いしばりによる影響
全身の筋肉に力を入れて筋トレすると、瞬間的ではありますが強い力で歯を食いしばります。 重いものを持ち上げようとすると、無意識に歯を食いしばってしまうことがあるかもしれません。 日常的にご飯を食べる程度の歯への負荷は、それほど大きな問題にはなりませんが、歯を食いしばった状態での筋トレは、瞬間的に相当な負荷がかかっている状態です。 歯を食いしばることで負荷がかかると、歯の詰め物が取れたり割れる可能性があるほか、歯茎が下がってしまったり知覚過敏になることもあるのです。
食いしばりにはこんな問題も
一般的に、噛むときに使う筋肉は咬筋と呼ばれる下顎と上顎を結ぶ筋肉を使っています。 下顎は常に宙に浮いている状態で、この咬筋を伸縮させて下顎を上下させて、噛む行為を行っています。 筋トレは、筋肉に対して定期的に強い負荷をかければかけるほど、どんどん筋肥大して太くなっていくのと同様に、咬筋も強い食いしばりを行っていると筋肥大し、太くなっていきます。
※筋トレ中の歯の食いしばりによって顎周りの筋肉が太くなり、エラが張ったように見えてくることがあるのです。
・歯の食いしばり対策法
最後になりますが、筋トレ中の歯の食いしばり対策としてできるものとして、顔まわりの筋肉を緩めるためにマッサージをするなとがおすすめです。 さらに、筋トレに慣れている方の中には、歯の食いしばり対策として、マウスガードを効果的に使用されている方もいらっしゃるようです。 マウスガードと言われるとボクシングなどのコンタクトスポーツのイメージが強いですが、実は筋トレに取り組んでいる方にもマウスガードはおすすめの対策法と言えるでしょう。
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筋トレ中にどうしても歯を食いしばってしまうのですが…
歯を食いしばる癖がある方の場合には、歯が折れてしまったりすることがありますので顔の周りの筋肉を緩めるマッサージをしたり、それでも改善しない場合にはマウスガードなどの使用を検討しましょう。
食いしばりが強いと顔まわりや首が太くなると聞いたのですが…
はい、食いしばりによって顔の周りの筋肉に負荷がかかり顔まわりや首周りが太くなってしまうことがあります。
食いしばりが強すぎて、歯に亀裂が入ってしまいました…
歯に亀裂が入る場合には、かなり食いしばる際の力が強いためマウスガードを使用するようにして下さい。 状況により、歯科医院の受診なども検討した方が良いでしょう。